投資家の皆様

先月、投資家たちは、過去3年間で最安の世界国債価格安にみまわれました。投資家たちは、日本銀行が発表したさらなる景気刺激策、第二四半期のアメリカGDPの予想を下回った低成長、オーストラリア準備銀行(RBA)とイギリス中央銀行(BOE)の記録的な金利引き下げの懸念したままです。ビルグロス(Bill GrossJanus Global Unconstrained Bond Fundのポートフォリオマネジャー)は、国債は、記録的な低収率とドナルドトランプのが提案する500億ドルのインフラ再構築政策により、リスクに値しないと警告しています。この警告が投資家の不安をさらにあおりました。

市場は、FRBが利率を年内は維持すると擁しています。これは、以前わたしたちが言及したように、アフリカ市場の通貨と安生仮のリスク資産に前向きな影響を与えます。ヨーロッパとアジアでは、収益をあげるための経済刺激策が期待されています。

南アフリカ国内では、南アフリカ準備銀行(SARB)が、20141月以来初めて200べーシスポイントを上げました。うち75ベーシスポイントは2016にあがった分です。これは、南アフリカの弱い国内経済が、南アフリカランドの為替とインフレの改善、財政引き締め政策を「当面は」延期することを示唆しています。しかしながら、南アフリカランドは財務大臣への刑事告発の可能性と、そこから生まれる政治的な不安定さにより、さらなる圧力のリスクがあります。南アフリカ市場の先行きは不確実性が多く正確な予想が困難です。わたしたちは当面は保守的な見方を維持する予定です。

アフリカのその他の国では、東西アフリカ諸国が比較的安定しているので、アフリカのポートフォリオにこれを加えることができました。

ナイジェリア:

ナイジェリアの大統領による政策は前向きな経済の変化を見せ始めました。汚職や政治腐敗を処罰することで効果的にこれらを減らし、財政的な規律を維持しました。ニジェールデルタ(ナイジェリア南西部に位置しギニア湾に面したニジェール川の三角州地帯。テロ、石油汚染などの問題がある)はまだ問題ですが、マクロのナイジェリア経済には大きな影響がありません。変動相場制に移行してから、ニラ/アメリカドルは値動きをするようになりましたが、まだ現金流出があり、アメリカドルの取引や投資が可能です。為替の値動きは安定しています。アメリカドル獲得の大部分は原油に依存しており、世界石油価格次第では通貨の価値が暴落するリスクもあります。

タンザニア:

タンザニアは、アフリカの数少ない成長している貧国です。GDP成長率は7%で人口の増加率は3%なので生活水準は大きく改善しています。株式市場は売り注文が殺到しています。これは年金基金の規制が変化したことによる投資機会の増加によるものです。

ケニア:

ケニア大統領ウフル・ケニヤッタ氏は、一般銀行が提案したローンや預金に上限金利を設ける法案に署名しました。手頃の水準の金利に制限しようと金利に上限をもうける国会の試みはこれが3度目です。前の2回では、銀行との対話が行われました。残念ながら、銀行はリスクの高い借りてへの融資ができなくなります。これにより経済成長が制限されるでしょう。

アフリカ市場の不確実性の高さから、醸造、電話、高ベータ値の銀行への投資については保守的な姿勢をとっています。当面は、市場の発展を観察し、投資ポートフォリオに追加する最適な機会を探し続けます。

来月のニュースレターでお会いしましょう。