投資家の皆さま

弊社は先月、3つのハードルについて述べました。

一つ目は、アフリカ最大の経済への潜在的な落ち込みでした。弊社が予想したように、すべての格付会社が現在の見通しを変えませんでした。これらの格付会社が次に意思決定を行うのは12月です。弊社は、8月中に選挙が行われるため、アフリカの政治的に経済的な監視を強める方針です。ほとんどの大都市では選挙戦が白熱しています。弊社は、この選挙が投資家にとって有利に働き、マイナスの影響はすでに株式に反映していると見積もっています。より詳細なレポートは翌月にご覧になれます。

第二のハードルは政府の金利の見通しと決断でした。金利の引き上げや引上げ予想は、投資家が高いリスク調整後リターンを不安視し、アフリカのエクイティにマイナスの影響を及ぼすでしょう。ここでも弊社は、いかなる変化も期待できないと予想し、実際になんの変化も起きませんでした。

第三のハードルは、弊社が期待していたほど単純ではありませんでした。投資の予想を裏切る形では、イギリスは国民はEU離脱を選びました。市場への影響は一瞬で起きました。世界のエクイティ市場は2.8兆も失われました。これはイギリスの年間GDPとほぼ同額です。投資家の最初の反応はまさにパニックそのものでした。予測できない部分も多くありますが、事態の鎮静化には最低でも2年は必要でしょう。さらに、投資家は世界中央銀行が2008年以来金融危機の改善に積極的であることを忘れています。弊社は、イギリス中央銀行がイギリス経済の弱さに対して積極的に取り組み、実質的な市場へのリスクを低減するであると予測しています。感情ではなく事実に重視し、当ファンドは投資がパニックになって投げ出した良質企業を探して始めました。

この不確実な環境では、アフリカへの足がかりを探している投資家にとって、南アフリカが比較的低リスクの投資先であると勧めています。投資家は南アフリカと英国間の関係が壊れると恐れ、短期的には通貨で売却がありましたが、すでに大部分が回収されました。残念ながら、英国のEU離脱はナイジェリアのとって良くないタイミングで起きました。政府が厳しい通貨コントロールを廃止し、石油価格を自由化すると同時に、世界的にボラティリティが急騰しました。英国は2015年のもっとも大きいナイジェリアの投資元でした。ほとんどの投資家は、イギリスの経済停滞はナイジェリアにより大きな経済停滞を引き起こすだろうと予想していました。そのため、市場のボラティリティは不可避でした。ナイジェリアのこの極端な通貨市場と資産価格のボラティリティはファンドを遠ざけていました。市場が落ち着くにつれ、私たちはこの地域に投資を開始できるようになるでしょう。ケニアでも同じことが言えます。弊社は現在アフリカ大陸の様々な投資機会を調査し、価値が上がり機会があり次第、慎重に資本展開をします。

来月には、イギリスのEU離脱を完全に理解するにはまだ早いけれど、イギリスのEU離脱はコモンウェルス国家への投資機会があるかもしれません。多くはアフリカにあり、そのため、アフリカ諸国に投資する理由がますます増えます。改善されたコモンウェルス国の国際関係により、投資家は不確実性の時代を乗りきる覚悟が試されます。しかし、アフリカの投資家は、すでにそのことに気づいています。

次回のニュースレターもお楽しみください。

 

デレク・シーリー