証券取引所とは何か

証券取引所とは?

証券取引所とは、上場企業の株式の売買が集約されている「市場」のこと

証券取引所とは、一言でまとめると「上場企業の株式の売買が集約されて行われているマーケット」のことです。

日本には現在およそ3,500社の上場企業がありますが、これらの企業の株が個別にばらばらの場所で取引されていたら、売る側も買う側も大変ですよね。そこで上場企業の株式をみんながスムーズに、一定のルールの元で取引できるよう、共通のマーケットプレイスとしての役割を果たしているのが証券取引所なのです。

さて、上場企業の株式は基本的にこの証券取引所で売買されることになるのですが、実際に取引する投資家個々人が、直接証券取引所で株式のやり取りを行えるわけではありません。投資家が証券取引所で株式をトレードするには、認可された「証券会社」に口座を作り、証券会社を介して取引する必要があります。

つまり、証券取引所での株式の売買は
「投資家が注文を出す→それを受けて証券会社が証券取引所にオーダーを出す→証券取引所で実際の売買が執行される」
という流れで実行されているわけです。

証券取引所における取引の原則

証券取引所には、様々な投資家・証券会社から、リアルタイムで無数の注文が出ています。証券取引所がこれらの大量の注文をさばく際には、「価格優先の原則」と「時間優先の原則」という2つの原則が適用され、それに応じて実際の取引が成立していきます。

価格優先の原則とは?

「価格優先の原則」とは、「買い注文に関しては最も値段の高い注文が、売り注文に関しては最も値段の安い注文が優先される」という原則です。

時間優先の原則とは?

そして「時間優先の原則」とは、「同じ価格で出された注文は、時間の早いほうが優先される」という原則になります。証券取引所では、あらゆる注文がこの2つの基本ルールに基づいてさばかれています。

証券取引所と「上場」の関係は?

ところで、ニュースなどでよく耳にする「上場」や「上場企業」は、証券取引所と密接な関係があります。そもそも「上場」とは、その企業の株式が証券取引所で売買されるようになること。そして上場するには(つまり株式が証券取引所で売買できるようになるには)、証券取引所の厳しい審査を通って合格する必要があります。

上場の審査基準は、上場先の市場によってそれぞれ異なりますが、主に事業の規模や安定性、財務体質、情報公開体制などが問われることになります。証券取引所ではこの審査を通った企業(上場企業)の株式のみが取り扱われており、非上場企業の株式は、証券取引所では流通していません。

証券取引所についてのまとめ

ここまで、「証券取引所」の基本的な概要や仕組みについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。最後に、今回の要点をまとめとしてピックアップしてみました。

  • 証券取引所とは、上場企業の株式の売買が集約されて行われているマーケットプレイスのこと
  • 投資家は、認可された「証券会社」を介して証券取引所での株式売買を行う
  • 証券取引所におけるあらゆる売買には、「価格優先の原則」と「時間優先の原則」が適用される
  • ある企業の株式が、証券取引所で取引可能になることを「上場」と言い、上場するためには証券取引所の厳しい審査をパスする必要がある

「証券取引所」は、株式投資を始めるためには必ず理解しておかなければならない、必須用語のひとつ。ぜひこの記事をよく読んで、しっかりマスターしてください!